基本情報
- タイトル:映画『チェンソーマン レゼ篇』
- 公開日:2025年9月19日
- 原作:藤本タツキ『チェンソーマン』(集英社ジャンプコミックス)
- 監督:𠮷原達矢
- 上映時間:100分
- 原作:第4~6巻
映画を観た感想(ネタバレなし)
映画『チェンソーマン レゼ篇』を公開初日に鑑賞してきました。
この記事では 映画の感想(ネタバレなし) や 原作との違い を、実際に映画館で体験した生の声としてレビューします。
「映画と原作の違いが知りたい」
「レゼ篇ってどこまで描かれるの?」
「劇場版の見どころを知りたい」
そんな方に向けてまとめていますので、鑑賞前の参考や、観た後の振り返りに役立ててもらえれば嬉しいです。
普段は、マンガのレビューをしていますがこのブログの中でも紹介してきた「チェンソーマン レゼ篇」がついに映画化されました。管理人のムーも待ち望んでいました。ようやくこの日が来たかということで、映画館へ足を運び実際に映画鑑賞してきました。映画館で実際に観てきた感想を率直にまとめます。
ビーム風に言うと──
「チェーンソーマン レゼ篇!最高!最高!最高!」
「映画見て!正解‼正解‼正解‼正解‼」
映像化による迫力
漫画の中でも迫力はあるのですが、スクリーンに映し出された様子は臨場感が凄まじい。エンジンを吹かした音やボムの爆発音、町の音も全てが良い。かなり完成度が高く、見ていて飽きないというか、完全に引き込まれてしまいました。もちろん、マンガ本を手に取って自分のペースで読み進めたり、家でアニメとして鑑賞するのも作品を楽しむことができますが、最新のアニメーション映画を大迫力な映像として見れるのは映画上映期間の今だけ。この迫力を感じるなら映画館に行きましょう。
演技の印象
声優さん達も素晴らしかった。もちろんデンジやマキマなど主役は今まで通り、いや今まで以上の活躍が見て取れました。しかし、今回の目玉は「レゼ」。このキャラクターがどれぐらい魅力的かというのに焦点は当たります。結果、大当たり。レゼ役:上田麗奈さん、素晴らしい。レゼというキャラクターの魅力は、明るく、人当たりが良く、可愛い、しかし、謎めいていて、実はデンジが知らない秘密があり、後半に正体が分かる。このキャラクターを声で表現できており、めちゃくちゃ可愛かったし、めちゃくちゃセクシーで怖かったです。
音楽の印象
- 米津玄師「IRIS OUT」
- 米津玄師, 宇多田ヒカル「JANE DOE」
- マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ(全体推定70%解禁edit)」
米津玄師さん素晴らしいアーティストですが、今回も素晴らしい曲提供でしたね。なんでこんなにチェンソーマンにぴったりの曲を作れるの?と思うぐらい作品に合っていました。
「IRIS OUT」──曲中の「ボンッ!」という女性の声が、完全に脳内でレゼと重なります。なぜそう感じるかは映画や原作を見れば納得できるはず。
「JANE DOE」──ラストで流れると胸に刺さります。「もっと別の世界線があったら…」と感じさせる切ない曲。
「刃渡り2億センチ(70%解禁edit)」──チェンソーマンのイカれた世界観を音楽でここまで表現できるのは凄い。なぜ70%なのかは謎ですが(笑)。
劇場で感じた空気感
私は山口県のとある映画館で初日に観たのですが、平日の昼間ということもあってか客席は半分ほど空いていました。
ただ、空席はあっても観終わった後の余韻を感じている人が多かったです。マンガで結末を知っていても、座席から立ち上がる力が抜けてしまう人もいたかもしれません。
原作との違い・気になったポイント
かなり原作に忠実に描かれており、漫画の中では表現しきれない細かな動きや表情の変化も見て取れます。
今回特に注目したのは「ビーム(サメの魔人)」。
チェンソーマンを慕う彼がどんな動きを見せるのか、原作ファンなら気になるはず。アニメーションになると想像以上のスピード感と迫力でした。サメなのに馬みたいに走り抜けるシーンは必見!収録シーンは原作6巻にあります。
劇場の盛り上がったシーン
前半の盛り上がりは「レゼとデンジの出会い~花火のシーン」。淡い恋模様が最高に美しい演出で描かれましたが、同時に“最悪の始まり”でもあります。
後半は「チェンソーマン vs ボム」のバトル。爆弾を使ったアクションの迫力は圧巻で、映像も音響も全てが最高潮。ボムの正体は映画館、もしくは原作で確かめてください。
実際にかかった費用
チケット代は1,000~2,000円ほど。
私の場合、ポップコーンとジュースを購入したので+900円でした。
「原作を読んでから映画」でも「映画を観てから原作」でも十分楽しめます。どちらでもOK!
こんな人におすすめ
- 原作ファンで「レゼやビームの動きを観たい人」
- アクション映画として楽しみたい人
- ホラーよりも「スタイリッシュなバイオレンス」を求める人
関連作品・原作リンク
これがチェンソーマンの始まり1巻
ここからが今回の映画の範囲。レゼ篇です。
まとめ
映画『チェンソーマン レゼ篇』は、原作ファンにとっては“待ちに待った映画化”であり、初めて触れる人にとっても十分楽しめる作品でした。
ただし「キャラや物語をもっと深く知りたい」なら、やはり原作漫画を読むのが一番!細かな違いを確認すると楽しみが倍増しますよ。
🎬 映画をきっかけに、ぜひ原作を手に取ってみてください。
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